grub2 2.02~beta2-7 変が直ったか試すのが怖いのでforbid-versionしておく。
3.3 が testingに入ったので、Description のコピペミスを直して dput。
uim-tcode を t-code-common に Depend するように変更。
また、uim-fep でデフォルトの変換 on/off である Shift+Space が効かない件(#743277)は、
uim-fepはコンソールにおける制約をそのまま受けるため、標準のキー設定では以下の事ができません。
* UimAnthy、UimCanna、UimMana、UimWnn、UimSj3
o オン/オフができない(Shift+Space、全角/半角)
o 入力モードの推移ができない(Shift+F{6,7,8,9,10})
o 文節を縮められない(Shift+←、Ctrl+i)
* UimByeoru
o オン/オフができない(Shift+Space)
* UimLook
o オン/オフができない(Shift+Space、全角/半角)
* UimPrime
o 全角英数入力モードへ移行できない(Ctrl+L)
[uim-doc-ja/wiki/UimFep#注意より引用]
というのを初めて知ったので、README.Debian と README.Debian.uim-fep に注意書きを追加。
uim-fep でデフォルトの変換 on/off である Shift+Space が効かない件(#743277)の続報。
~/.uim.d/customs/custom-global-keys1.scm に、
(define generic-on-key '("zenkaku-hankaku" "<Control> ")) (define generic-off-key '("zenkaku-hankaku" "<Control> "))
ではなく、
(define generic-on-key '("zenkaku-hankaku" "<Control> ")) (define generic-on-key? (make-key-predicate '("zenkaku-hankaku" "<Control> "))) (define generic-off-key '("zenkaku-hankaku" "<Control> ")) (define generic-off-key? (make-key-predicate '("zenkaku-hankaku" "<Control> ")))
と書いたら Control+Space が効いたのでその旨を返信。
もしかしたら [Uim] does uim-fep works for debian 7 の件も同じ問題かもしれないので確認してみた。
[Uim] does uim-fep works for debian 7 はやはり同じ件だった。
同じことが起きたのは偶然だけど、一応 upstream に何とかならないか聞いてみた。> uim-fep: default conversion on/off key settings is unusable
#736177 については sigscheme-0.8.5/configure.in と sigscheme-0.8.5/libgcroots/configure.ac に
AC_CONFIG_MACRO_DIR([m4])
を追加してやれば dh-autoreconf 自体は成功するようになる。ただ、make check に失敗するようになる。
make check-TESTS make[1]: ディレクトリ `/tmp/sigscheme/sigscheme-0.8.5/test' に入ります make[2]: ディレクトリ `/tmp/sigscheme/sigscheme-0.8.5/test' に入ります Error: in load: file "/tmp/sigscheme/sigscheme-0.8.5/test//bin/sh" not found make[2]: *** [test-apply.scm.log] エラー 1 make[2]: ディレクトリ `/tmp/sigscheme/sigscheme-0.8.5/test' から出ます make[1]: *** [check-TESTS] エラー 2 make[1]: ディレクトリ `/tmp/sigscheme/sigscheme-0.8.5/test' から出ます make: *** [check-am] エラー 2
/tmp/sigscheme/sigscheme-0.8.5/test//bin/sh なんておかしなものを読もうとしているので調べたところ、sigscheme-0.8.5/test/run-singletest.sh の
cd .. && $SSCM $TESTS_DIR/$1
$1 に /bin/sh が入ってしまっている。sigscheme-0.8.5/test/run-singletest.sh に echo "[$0 $*]" を入れて調べてみると、
[../test/run-singletest.sh /bin/sh ../test-driver --test-name test-apply.scm --log-file test-apply.scm.log --trs-file test-apply.scm.trs --color-tests yes --enable-hard-errors yes --expect-failure no -- ./test-apply.scm]
となった。本来は
[../test/run-singletest.sh ./test-apply.scm]
となるはずなんだけど、どうやら automake に新しく追加された LOG_DRIVER というのが干渉してしまっているみたい。
仕方ないので sigscheme-0.8.5/test/run-singletest.sh に
shift `expr $# - 1`
を入れて引数をシフトしてやればうまくいくようになった。ところが今度は FAILED/SKIP でよいテストでそのまま失敗とみなされるようになってしまった。
このあたりでお手上げかなあ。
続き。
sigscheme-0.8.5/test/Makefile.am で TESTS_ENVIRONMENT を使わずに、LOG_COMPILER を使うように変更し、
-TESTS_ENVIRONMENT = $(SH) $(top_builddir)/test/run-singletest.sh +LOG_COMPILER = $(abs_top_builddir)/src/sscm --system-load-path $(abs_top_builddir)/lib
さらに sigscheme-0.8.5/test/test-formatplus.scm と sigscheme-0.8.5/test/test-srfi48.scm で load で test ディレクトリを使わないようにすることでビルドが通るようになった。
ところが pbuilder でクリーンな環境でやるとビルドが通らない。なんで?
何故か pkg-config を B-D に含めると pbuilder でもビルドが通るようになった。/usr/share/aclocal/pkg.m4 に依存してるところがあるのかな。これで DELAYED/5 NMU した。> #744991
sigscheme vs. dh-autoreconf は解決したので uim に取り掛かる。uim もやっぱり LOG_DRIVER の処理で詰まる。これ面倒すぎるなあ。sigscheme は結構筋の悪い回避方法をしてしまった気がするけど、一体どうやって対処するのがいいんだろうか。
TESTS_ENVIRONMENT とかいろいろ調べてみる。やっぱりよくわからん...。
[debian-devel:18623] im-configでuim-toolbarを選択できるようになりませんか に対応するために alternatives を調べてみる。
※本記事は「『Chef活用ガイド コードではじめる構成管理』を書きました」の補遺です。
米Chef社が開発しているChefというソフトウェアの本をHiganWorks LLC.の澤登さんと共著しました。2014年4月28日(月)にアスキー・メディアワークスさんから出版されます。電子書籍版も発行されます。
主にChef公式ドキュメントの和訳、いくつかの書き下ろし記事、推敲と校正の全般を担当しました。
そもそも、ChefでCookbookを作るならResources and Providersをよく知っていなければならない、ただ英文なのでなかなかハードルが高い、かと言って日本語でまとまったものはない、なら自分で和訳を作ろう、ついでだからChef公式ドキュメント全体を和訳しよう、どうせなら和訳だけではなく書き下ろし部分もつけて本にしよう、とどんどん話が広がっていき、最終的に澤登さんにお話を持っていくことになりました。
個人のモチベーションとしては、
といったものがあります。
また、test-kitchen 1.0 探訪記から生まれたbusser-serverspecで示した、「なきゃ作れ。そしたらヒーロー」という欲求もあったかもしれません。
おおまかな流れは「『Chef活用ガイド コードではじめる構成管理』を書きました」に譲るとして、こちらで利用したツールを挙げます。
本書執筆の際に見つけた公式ドキュメントで怪しかった部分はすべて公式に還元しました。これはLWRPを使ってみようかな?で示した「ウソ英語でも死なないからどんどん報告しよう」の実践です。
プログラミングなどでもよく言われることでわかっていたつもりですが、原稿が一通り終わってからの校正の占めるウェイトがとにかく半端ではなく、膨大な手間と時間がかかりました。なにぶん元の量が多いため、作業のやり始めとやり終わりでテイストが変わらないように意識したり、本全体のカラーをなるべく一定に保つことに神経を使いました。作業の後のほうになって間違いや抜けを発見し、最初に戻ってやり直すということもありました。正直なところ、こちらの結構無茶なお願いを澤登さんが寛大に聞いてくれていなければ、本書は世に出ていなかったことでしょう。
基本的に並行作業ができない人間なので、周囲の理解や協力がなければここまで来ることはできなかったと思います。また、査読していただいた方々にはかなり無茶な期間でお願いしてしまい、大変申し訳なかったと思っています。完成した本は時間に追われることなく読んでいただければと思います。
『Chef活用ガイド』読者アンケートを作成しました。世に出るのはもう少し先で、その上読み終えるにはかなりの時間がかかるかと思いますが、よろしければご回答いただければ幸いです。
元の #744673 では FTBFS on ppc64el (powerpc64le-linux-gnu) を解決したいだけなので uim 1:1.8.6-4ubuntu1 を持ってこればいいのかな。最初からそう言ってくれればいいのに。
もしかして無理矢理対応した sigscheme 0.8.5-4.1 も、sigscheme 0.8.5-4ubuntu1 でよかったのかな。
debsums 関係の FAIL は --warn-on-debsums-errors で無視できるみたい。
1:1.8.6-4ubuntu1 を持ってきて #744673 をクローズ。uim vs. dh-autoreconf は見なかったことに。
あと alternatives uim-toolbar に対応。
本日正式に、紙媒体と電子媒体(Kindle, BOOK☆WALKER)で発売となりました。引き続き『Chef活用ガイド』読者アンケートを受け付けております。
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書いてる人: dai
パッチ等(無保証)